歯が全く無い状態でも、もちろんインプラント治療は可能です。当院では歯が1本もない患者様には次の2つの治療方法をご紹介しています。
オールオンフォー
オールオンフォー(ALL ON 4)とは、最低4本のインプラントで12本の歯を支えるという方法です。
上と下を合わせれば8本のインプラントが必要になりますが、1本1本の歯の部分に全てインプラントを埋入するよりは明らかに患者様の負担を軽減できます。
従来の方法では、奥歯の位置にインプラントができない場合は、骨の移植や上顎洞を持ち上げる手術が必要でしたが、このオールオンフォーはその必要もありません。
インプラントを埋入する方向も計算しつくされていますので、引っ張りに強く、非常に使いやすい被せ物を入れることができます。また、手術したその日に歯が入るので、すぐに元の生活に戻ることが可能です。
磁石を利用するオーバーデンチャー
入れ歯自体から解放されるわけではありませんが、より使いやすくする方法があります。インプラントと入れ歯に磁石を取り付け、磁力で安定させるオーバーデンチャーという方法です。
手術が簡単なこと、被せ物を作らないので費用を抑えられるというメリットがあります。また磁力で安定させているため、入れ歯がコンパクトになり、通常の入れ歯よりも違和感がなくなります。
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