インプラントが成功するか不安
インプラント治療をする方の中には、手術がちゃんと成功するかどうか不安に思われている方は多いかと思います。
ハイレベルな技術、しっかりとした知識を持っている医師であれば心配しすぎることはありませんが、稀にインプラントがうまくいかない場合もあります。
当院では、そのような不適応例を治療前にきちんと見分け、適切に対処しています。もし手術ができる状態ではないと判断した場合はインプラントをおすすめしていません。
インプラントがうまくいかないケース
骨量が少ない
インプラント治療には、インプラントを埋め込むための十分な骨量が必要なので、骨量を増やして、骨密度を上げます。
骨が柔らかい
土台をしっかりと支えられなければ予後が悪いため、骨にしっかりと結合するタイプの素材を使います。
骨の密度が低い
骨を圧縮して密度を上げる手術をするか、HAインプラントを使用します。
術中にインプラントがくっつかない
骨は熱に弱く、42度以上になると壊死してしまうため、インプラント手術の際はドリルの回転による発熱に注意しなければなりません。生理食塩水を注水して冷却しながら切削を行っています。
治療後にインプラントがぐらつく
歯周病が原因であることが多いので、定期的にメンテナンスを行うことで予防しています。
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